ウォーターサーバーの電気代 電気ポット・ケトルと比較!

ウォーターサーバーを導入しようかどうしようかと悩む時に、気になる点の一つが電気代ではないでしょうか。

ウォーターサーバーは、24時間、冷たい水と熱い湯が出てくるので、結構な電気代がかかりそうですね。

昔からある、電気ポットは電気代のかかる家電の一つと言われていますが、ウォーターサーバーと電気ポットではどちらの電気代が高いのでしょうか?

また、電気ケトルの場合はどうなんでしょう?

ウォーターサーバーと電気ポット・電気ケトルを電気代で比較してみました。

電気ケトルの電気代

電気ケトルは、ここ数年で、一気に普及しましたね。ティファールの電気ケトルが出てきたころからでしょうか。

電気ケトルの場合、後述の電気ポットやウォーターサーバーと根本的に違うのは、保温機能がありません。電気を使うのは沸かしているときだけのため、消費電力は1200W程度ありますが、頻繁に沸かしても、案外電気代はかからないのが特長です。1ℓほどで沸かしても2~3円程度と考えていいでしょう。

逆に、沸かすのに数分程度は要しますので、利便性という点においては、やや劣りますね。そうは言っても一人暮らしなどなら、そうそうお湯を使う機会は無いでしょうから、必要十分な人も少なくないでしょう。

また、いわゆるヤカンの形状をしているので、水を入れた状態ですとそこそこの重さですから、子供が扱うには少々危険が伴いますので、子供が触るというのであれば、なるべくなら避けたいのではないでしょうか。

ただし、電気ケトルも年々進化していて、例えば、象印の製品であれば、お湯を沸かした後、1時間程度本してくれる機能が付いていたり、蒸気が出ないとか、ひっくり返してもお湯が飛び出ないようになっていたりと、かなり改善されてきていますので、メンテナンスの楽さなどを考えても、悪くないのではないでしょうか。

電気ケトルの最大のデメリットは保温機能がないところです。

保温機能がないため、欲しいときには水を入れて沸かさなくてはなりません。

この時の水の量も案外難しく、欲しい量ピッタリというわけにはいきませんね。これが保温機能があるポットやウォーターサーバーであれば、必要な量の水だけを消費するだけですみますが、電気ケトルの場合は、水の無駄が増えてしまうという副作用もあるのです。

水道水を沸かすのであれば大した金額でもないかもしれませんが、おいしい水を買ってきて沸かすとなれば、水の無駄もなくしたいところではないでしょうか。

ですから、一概に電気代だけで判断するのもなかなか難しいところです。

また、電気ケトルは温度設定ができないので、例えば白湯を飲みたいとなった場合は、一度沸騰させたあと、50度くらいにまで下がるまで待つか、水を混ぜるかしなくてはなりません。

その点、ウォーターサーバーの場合は、冷水があることもあり、白湯が簡単に作れるんです。これは赤ちゃんのミルクにも言えますね。赤ちゃんのミルクというと人肌くらいといわれますから、かなり下げなくてはなりませんので、電気ケトルでは少々面倒なものです。

電気ポットの電気代

電気ポットの場合は、沸かす時は、電気ケトルとほぼ同じですが、保温機能があります(この保温機能で電気代が高くなる・・・)ので、利便性は、一気に高まりますね。

消費電力も1000W程度で取り立てて高いわけでもありませんが、保温はさすがに、24時間動き続けますから、毎日20円程度はかかって、あとは沸かす時にも10円程度かかるので、月間では1,000円前後というのが一般的な電気代のようです。

最近は、魔法瓶の機能で、冷めにくくして、節電したり、一定時間使用が無い場合は、節電モードになるなど、節電の機能がだいぶついてきていますので、生活習慣にもよりますが、消費電力が少ない電気ポットも登場してきていますが、例えば節電モードなどは、自宅にずっといる人は寝てるとき以外は機能しませんし、逆に外出が多いのであれば、ポットでなくてケトルでいいのではないか?とも思えなくはないですね。

ウォーターサーバーの電気代

さて、ようやく本題のウォーターサーバーの電気代です。

結論を書くと、おおよそ、電気ポットと同じくらいで月1,000円というのが一般的なウォーターサーバーの電気代です。

お湯だけではなくて、冷水も出ますから、若干その分、高くなりそうですが、ほとんど誤差の範囲くらいだと思って支障はないでしょう。

例えば、お湯の利用頻度が高ければ、その分沸かす頻度が増えるので、当然電気代も上がりますから、その辺は、皆さんの使い方を考えてみてください。

ただし、最近のウォーターサーバーは、かなり進化してきていまして、ウォーターサーバーの選び方で、かなり電気代が変わってくると考えていいでしょう。

電気代が気になる方は、ぜひ、節電機能のあるウォーターサーバーを選びましょう。

従来のウォーターサーバーというと、一度冷やした水を温めていたりして、熱効率の悪い仕組みのものが多かったのですが、最近の機種は、冷水と温水が別々になっていて熱効率を高めているものも登場していますから、その分省エネになっています。

加えて、部屋の明るさで温度設定を変えるなどの省エネ機能があるものあり、電気代は大幅に安くなってきています。

例えばフレシャスの電気代は380円/月だと豪語するほどですが、さすがにメーカーの言う電気代で済まそうとすると、利便性に問題が出てきますから、そこまでは期待しない方がいいとは思いますが、その中間地点の7~800円位には十分収まるのではないかと思われます。

2021/04/05 11:05:21

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